7月の国の税収は企業の業績が持ち直したことから、去年の7月に比べ25%増加しました。
財務省が発表した税収実績によりますと、7月の税収は4兆2952億円で、1年前に比べ25%の増加となりました。
主な要因は、企業業績の改善が進んだことによって、業績が想定よりも悪化した企業に対して、あらかじめ納めていた法人税を還付する額が去年よりも7000億円あまり減ったためです。
税収が前年の実績を上回るのは3か月連続ですが、財務省は、「法人税収などに影響を与える可能性があるこのところの円高の状況を注視していきたい」としています。(01日17:36)