政府の産業競争力会議はエネルギー分野の会合を開き、民間議員から原発の再稼働や最新鋭の石炭火力発電の導入などを求める意見が相次ぎました。
「石炭火力なんか新しいものにしたら(エネルギーコストは)画期的に下がるわけで、それを強力に進めていただきたいと」(コマツ 坂根正弘 会長)
産業競争力会議のエネルギー分野の会合では、価格の安いエネルギーを安定的に確保する具体策について話し合われました。
民間議員からは、早期の原発再稼働や、最新鋭の石炭火力発電の導入などを求める意見が相次ぎました。
これに対し、政府側も「成長戦略を組んでいく上で、当面、安定的に廉価なエネルギーを供給していくことは何よりも重要」だとして、原発の再稼働や効率の良い発電への切り替えの重要性について、大筋で意見が一致したということです。(25日20:50)