スマートフォンの通信速度が「広告より遅い」などの苦情が増えていることから、新藤総務大臣は実際の通信速度を計測する適切な方法を今年度中にも取りまとめる考えを明らかにしました。
スマートフォンの通信速度は使う環境によって大きく変わりますが、広告表示などには「規格上の」最高速度が表示されているケースが多いため「実際の速度が広告より遅い」という苦情が増えています。
これに関連して新藤総務大臣は、利用者の混乱を防ぐため広告や勧誘の際には実際の通信速度を表示する必要があるという考えを表明。実際の通信速度を計測する方法についてこの秋に専門家による検討チームを設け、計測地点や時間帯、基地局の混雑度合いなどの条件を詰めた上で、早ければ今年度中にも適切な計測方法をまとめたいとしています。(01日13:35)