4月から6月の民間企業の設備投資額は、自動車の部品関連などが好調だったことから3四半期連続で増加しました。
財務省が発表した法人企業統計調査によりますと、4月から6月の民間企業の設備投資額は1年前より7.7%多い8兆3092億円となり、3四半期連続で増加しました。
このうち、製造業は、政府のエコカー補助金の影響で自動車の販売が好調なことを受けて自動車向けの金型や金属部品関連の設備が増設され、14.7%増加しました。また、非製造業では、スマートフォンの販売が増加したことを受けて通信会社が基地局を増やしたことなどから、3.9%増加しています。
一方、民間企業の売上高は2四半期ぶりに減少しましたが、経常利益は自動車が好調だったことなどから2四半期連続の増益となっています。(03日14:35)