1日のニューヨーク株式市場のダウ平均株価は、経済指標の改善を受けて景気減速への懸念が和らいだことから、250ドル以上値上がりしました。
1日のニューヨーク株式市場は、中国の製造業の景況指標が好転したことや、朝方に発表されたアメリカの8月の製造業景況感指数も市場予想に反して改善したことなどから、株価が大きく上昇しました。
ダウ平均株価の終値は、前の日に比べ254ドル75セント値上がりし、1万0269ドル47セントで取引を終えました。市場関係者は、「市場にこう着感が出たところで良い経済指標が出てきて、買いが一挙に入った」としています。
また、一時1ドル=83円台に突入していた外国為替相場も、経済指標の改善を受けて、やや円売り・ドル買いが進み、84円半ばで推移しています。(02日06:27)