百貨店の大丸松坂屋などを展開するJ.フロントリテイリングは、茶村俊一社長が代表権のある会長に就き、大丸松坂屋百貨店の山本良一社長が後任の社長に昇格するトップ人事を発表しました。
4月1日付けでJ.フロントリテイリングの社長に就任する山本氏は、1973年に当時の大丸に入社。大丸の社長やJ.フロントの営業や外商部門の改革を担当する取締役などを経て、2010年から大丸松坂屋百貨店の社長を務めていました。
また、茶村社長は代表権のある会長に就き、奥田務会長は相談役に退きます。
J.フロントは来年2月期を最終年度とする中期経営計画に一定のメドがついたということで、「新体制のもとで次期中期経営計画を策定、実行し、更なる業績の向上と企業価値の増大を目指す」としています。(25日18:24)