16日午前の東京外国為替市場で円相場はもみ合いとなっている。10時時点は1ドル=118円59~62銭近辺と前週末17時時点に比べ28銭の円高・ドル安水準で推移している。内閣府が8時50分に発表した2014年10~12月期の実質国内総生産/dx/async/async.do/ae=P_LK_ILTERM;g=96958A90889DE2E6E3E5EAEAE4E2E3E4E2E1E0E2E3E29BE0E2E2E2E2;dv=pc;sv=NX(GDP)速報値は年率換算/dx/async/async.do/ae=P_LK_ILTERM;g=96958A90889DE2E6E3E5E7E1E5E2E3E4E2E1E0E2E3E29BE0E2E2E2E2;dv=pc;sv=NXで2.2%増と市場予想(3.4%増)を下回った。発表直後は一時的に円買い・ドル売りが強まったものの、値動きは小幅にとどまった。市場では「GDP結果が円相場に与える影響は限定的」との見方が大勢を占めている。きょう16日は米国がプレジデントデーで全市場休場となるため、方向感が出にくくなっている面もあるようだ。
前週末の米株高などを好感し、日経平均株価/dx/async/async.do/ae=P_LK_ILTERM;g=96958A90889DE2E6E3EBE2E4EBE2E3E5E2E1E0E2E3E29BE0E2E2E2E2;dv=pc;sv=NXは1万8000円台で推移しており、一時約7年7カ月ぶりの高値を付けた。「日本株の堅調な値動きが円の上値を抑えている」(国内銀行)との見方も出ている。