20日後場中ごろの東京株式市場で日経平均株価/dx/async/async.do/ae=P_LK_ILTERM;g=96958A90889DE2E6E3EBE2E4EBE2E3E5E2E1E0E2E3E29BE0E2E2E2E2;dv=pc;sv=NXは1万8300円台前半でのもみ合いとなっている。前日比60円程度高い。国内景気が消費増税の反動減を乗り越え持ち直していくとの見方や、企業収益の拡大期待など日本株の先高期待は高いものの、新たな材料に乏しく上値の重さが目立つ。中華圏の春節(旧正月)でアジア各地の市場は休場も多く、週末も重なり様子見ムードが強まっている。
前日19日の終値が、07年7月9日の第1次安倍晋三政権での高値を抜けた。「1つの大きな節目を越えたことが投資家心理に与えた影響は大きい」(みずほ証券の三浦豊シニアテクニカルアナリスト/dx/async/async.do/ae=P_LK_ILTERM;g=96958A90889DE2E6E3EBE2EBE6E2E3E5E2E1E0E2E3E29BE0E2E2E2E2;dv=pc;sv=NX)といい、先高期待が主要株に入っている。東エレクとファナックの2銘柄だけで日経平均株価/dx/async/async.do/ae=P_LK_ILTERM;g=96958A90889DE2E6E3EAE4E3E3E2E3E4E2E1E0E2E3E29BE0E2E2E2E2;dv=pc;sv=NXを27円程度押し上げた。とはいえ、東証1部の値上がり銘柄数は894と全体の5割には達していない。値下がりは816、変わらずは152銘柄だった。
JPX日経インデックス400と東証株価指数/dx/async/async.do/ae=P_LK_ILTERM;g=96958A90889DE2E6E3EBE2EAE5E2E3E5E2E1E0E2E3E29BE0E2E2E2E2;dv=pc;sv=NX(TOPIX)はいずれも高値圏で小動きとなっている。上昇率はともに0.16%ほどで、日経平均の上昇率を下回る。業種別では金属株やパルプ株の上昇が目立つ。14時現在の東証1部の売買代金は概算で1兆7098億円、売買高は17億9943万株だった。
大陽日酸が後場に一段高となり、19日の上場来高値を連日で更新した。アルプスは約2カ月半ぶりに昨年来高値を更新した。〔日経QUICKニュース(NQN)〕