38年ぶりに開く石川さゆりさんのコンサートをPRする水俣病の胎児性患者たち。中央が滝下昌文さん=25日、熊本県水俣市、斎藤靖史撮影 水俣病の胎児性患者たちが来年2月、38年ぶりに演歌歌手の石川さゆりさんを熊本県水俣市に招き、コンサートを開くと25日発表した。患者たちも還暦を迎え、体力の低下が進むが、「みんなでまたできることがうれしい」と意気込む。 前回は1978年9月、「石川さゆりを招(よ)ぶ若い患者の会」が開催。熊本市出身の石川さんは当時、「津軽海峡・冬景色」がヒットしたばかり。石川さんと同世代で、20歳を過ぎても仕事につくことが難しかった胎児性患者たちが、「大人として自立したい」という思いを胸に主体的に取り組み、会場を満席にした。 「もう一度コンサートを開き、これからの生きる力としたい」。水俣病の公式確認60年を迎える今年度の再演をめざして昨年1月、当時のメンバーを中心に「若かった患者の会」を結成。患者の支援施設や障害者団体など12団体の協力を得て実行委員会を立ち上げ、石川さんの事務所と交渉して実現にこぎ着けた。 約1400万円かかり、国などの補助金約675万円やチケット収入のほかオリジナルTシャツの販売、寄付金などで賄う予定。 公演は来年2月11日午後2時からと午後6時からの2回、水俣市文化会館で。チケットは28日からローソンチケットなどで販売する。問い合わせは実行委事務局の市振興公社(0966・62・3504)へ。 |
さゆりショー、水俣で再び 38年ぶり胎児性患者ら企画
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