■履正社―盛岡大付
打撃のチームの対決は、中心打者の出来がカギを握る。盛岡大付は2試合で計24安打。1番植田で勢いに乗りたい。履正社は2回戦の呉戦でわずか1得点。2戦で1安打の3番安田が、奮起できるか。
■報徳学園―福岡大大濠
報徳学園は2回戦まで勝ち方が良い。小園、永山の1、2番が機能し、西垣は16回無失点。福岡大大濠の三浦は前日までに475球を投げた疲れが心配。3番古賀の前に好機を作り、早めに援護したい。
■健大高崎―秀岳館
打力、守備力、投手力ともにハイレベルな秀岳館が優位か。健大高崎は再試合を含めた3戦で計28得点と攻撃力が高い。得意の機動力で秀岳館バッテリーのリズムを乱し、接戦に持ち込みたい。
■東海大福岡―大阪桐蔭
2試合連続11得点の大阪桐蔭打線に東海大福岡のエース安田が挑む。大阪桐蔭は6番山田が計5打点を挙げるなど打線に切れ目がない。安田は右横手から打者を詰まらせる内角への制球力が鍵になる。