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父は明大野球部監督 慶応・善波、一時は逆転の適時打

作者:佚名  来源:asahi.com   更新:2018-3-28 16:36:15  点击:  切换到繁體中文

 

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彦根東―慶応 七回裏慶応無死満塁、善波は中前2点適時打を放つ。捕手高内=奥田泰也撮影


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(28日、選抜高校野球 彦根東4―3慶応)


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「僕のせいだと思います」。慶応の2年生捕手善波(よしなみ)は、1人で黒星の責任を背負い込んだ。


1、2打席目はいずれも好機で打席に入ったが、直球に振り遅れて空振り三振。「あそこで打っていれば、全く展開は違っていた」と唇をかんだ。


ただ、1点を追う七回無死満塁で立った3打席目は、「同じ失敗は繰り返せない」とバットを指3本分短く持って138キロの直球を捉え、左中間への逆転2点適時打。意地は見せた。


八回の守備で3ランを浴び、チームは敗戦。捕手としても「もっと厳しいところに構えないといけなかった」と反省を繰り返した。


父は、東京六大学の明大野球部監督を務める善波達也さん。小さい頃から神宮球場に通って六大学野球を観戦する中、早慶戦の雰囲気に圧倒され、慶応への進学を決意したという。「行くなら、ここだと思った」


父から教わってきたのは技術論ではなく、専ら試合に臨む際の準備の大切さだ。この日、「チャンスに強い打撃も、相手チームの研究も、大事なところでミスをしない精神力も足りなかった」と準備不足を痛感した。「絶対的な自信をつかんで、また戻ってきます」。夏へ、徹底的な準備を積み上げる覚悟はすでにできている。(吉永岳央)



神奈川勢が春50敗目 慶応が彦根東に敗れ、到達。




 

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