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みんなの「ママ」は寮長 野球部の「Bar」へようこそ

(16日、高校野球 報徳学園7―2愛工大名電)


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愛工大名電・粟田千宙


「ママ、がんばれよ」。みんなに励まされ、甲子園初の先発マスクをかぶった。でも、「キレッキレ」の室田の球を何度も取り損ねた。ピンチを招いて交代後、伝令へ。合わせる顔がなかったけど、みんな笑って迎えてくれた。


全寮制の野球部の寮長。みんなは親しみを込めて「ママ」と呼ぶ。お母さんの方ではなくて、大人が通うバーの方の「ママ」。行ったことはないけれど。


寮に個人の部屋はなく、唯一のプライベート空間は、自分のベッドの上だけ。それなのに、いつも誰かが邪魔しにくる。その様子がにぎわったバーのようだと誰かが言い出し、ベッドの枠には自分の名前をもじって「Bar Chihiro」の落書き。定員は自分も含めて4人。同じ捕手の安井は常連客だ。


昨春、監督から「人として、捕手として、気づけるようになれ」と寮長に指名された。満杯のゴミ箱を放置したり、電気を消し忘れたり。今でも失敗は多いけど、人の気持ちは考えられるようになった。例えば、この日の室田は笑顔が多かった。そんな日はスライダーがさえる。思い切って攻められた。自分がしっかり捕ってさえいれば……。


最後までぴりっとしない寮長だったけど、寮でわいわいと楽しく過ごしたおかげか、甲子園でのみんなはミスを恐れていなかった。しっかり者の怖いやつが寮長だったら、こうはならなかったかもしれない。


たくさんの思い出が詰まったバーも、もうすぐ店じまい。苦しいはずの寮生活は、みんなのおかげで楽しくなった。ご来店、どうもありがとうございました。(高岡佐也子)


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