国土交通省は13日、台風21号の被害で発着便が大幅に減少している関西空港について、本格復旧までの代替として、大阪(伊丹)空港で1日最大40便、神戸空港で同30便の発着受け入れを決定したと発表した。国際線を含む。具体的な便の設定は、3空港の運営会社「関西エアポート」や各航空会社、税関や出入国管理などを担う関係機関と調整して進めるという。
受け入れ後の伊丹の運用時間はこれまで通り午前7時~午後9時で、1日あたりの発着回数は最大370回から410回に増やす。神戸は午前6時から午後11時までと朝夜1時間ずつ延長し、発着回数は最大60回から90回に増やす。
久元喜造神戸市長は「関西経済の落ち込みを一丸となって食い止める必要があることから、全面的に協力していきたい」とコメントした。