関西空港が一時使えなくなるなど、関西を中心に大きな被害をもたらした今年9月の台風21号。車にも被害が続出し、強風による横転や冠水被害が相次いだ。ただ、日本自動車連盟(JAF)が調べたところ、突出して多かったのは「意外にも」パンクだった。
台風21号は9月4日昼、非常に強い勢力を保ったまま徳島県に上陸した。JAFは、被害が大きかった大阪府内で4~6日に受け付けた全救援要請1930件の内訳を分析した。
これによると、救援要請自体は前年の同じ時期と比べ584件の増加。項目別ではパンクが530増えて782件と群を抜いていた。走行中に路上に散乱した鉄板やトタン、がれきの山などをタイヤで踏んでしまったり、カーポートの樹脂性屋根の破片が刺さったりする被害が相次いだという。
JAFの広報担当者は「ガラス…