(2日、選抜高校野球 東邦4―2明石商)
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東邦が息詰まる投手戦を制した。均衡が破れたのは七回。2四死球で2死一、二塁とし、吉納が中越えに3点本塁打を放った。1点差に詰められた八回は相手守備の乱れで貴重な4点目。粘投の石川を守備陣がもり立て、六回に中堅手河合、八回は遊撃手熊田が好守をみせた。明石商は3点を追う八回、安藤の右中間への2点本塁打で追い上げたが、反撃もここまで。三、四回と走者を得点圏へ進めたが、バント失敗などで先制機をつぶしたのが痛かった。右腕中森は140キロ超の速球を軸に9奪三振と力投した。(金子智彦)