今春の選抜高校野球大会を制した東邦が20日、愛知県高校優勝野球大会2回戦で初戦に臨み、中部大第一に1―5で敗れた。夏のシード校を決める大会で、東邦は今夏の愛知大会はノーシードで臨むことになった。
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三回に3点、五回に2点を失った東邦は六回に1点をかえし、さらに2死満塁としたが、左飛で反撃は終わった。
東邦は選抜でエース番号だった石川昂弥選手が背番号5をつけて三塁手で出場するなど、先発メンバーで選抜の決勝時と同じ背番号だったのは2人のみ。打順が同じだったのは、3番打者の石川選手のみだった。
「色々と選手の成長具合を見ながらやっていく」と話した森田泰弘監督は、「なかなか厳しいけれど、良かったと思います。しっかりと今日の反省をして、いい練習をして、チーム力を上げていきたい」。
石川選手は「自分たちの力はこんなものだと感じた。選抜優勝は過去のこと。今日から一から謙虚に取り組みたい」と話した。