アジア大会選考レースを兼ねた大阪国際女子マラソンが行われました。
左ひざのけがで出場が危ぶまれた優勝候補、赤羽有紀子選手でしたが、けがの影響を感じさせない走りで、序盤からレースを引っ張ります。
夫の周平コーチの声援を受け勢いづく赤羽選手は、トップでレースを折り返します。ところが27キロ過ぎ、先頭集団から突如、遅れ出すと、ずるずるとペースは落ちるばかり。ついに38キロ過ぎにはレースをやめてしまい、無念の途中棄権となりました。
レースは38キロ地点で抜け出したエチオピアのアマネ・ゴベナ選手がそのまま逃げ切り、2時間25分14秒でマラソン初優勝。日本人トップの3位に入った小崎まりは、アジア大会出場に望みをつなげました。(31日17:47)