熱中症、死亡前夜に通報も消防出動せず——贯通日本资讯频道
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熱中症、死亡前夜に通報も消防出動せず

埼玉県蕨市で熱中症のために死亡した80歳の女性について、死亡する前の晩に119番通報があったにもかかわらず、救急車が出動していなかったことが分かりました。

 蕨市の消防本部によりますと先月23日の夜、「80歳の女性が動けない状況だ」とマンションの管理人から119番通報を受けました。管理人は、このとき、「女性はきのう、病院で点滴を受けたので、きょうは行かないと話している」などと伝えていて、対応した職員は具体的な症状について、さらに詳しく聞くため、本部の電話にかけ直すよう指示したということです。

 しかし、その後、管理人から連絡はなかったということで、翌朝、女性は熱中症で死亡しているのが見つかりました。

 「救急が必要なかったのであろうと判断をした」(蕨市消防本部 水島竹次郎 次長)

 消防本部では「電話がなかったので、周囲の人が対応にあたったのだろうと判断した」としたうえで、「症状の聞き取り方法を再度、検討し、対応を改善していきたい」とコメントしています。(30日17:20)

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