セコムは、オフィスや店舗に強盗などが侵入した場合、異常を検知して自動で通報する日本で初めてのシステムを発表しました。
セコムが発表した新しいシステム。オフィスに悲鳴が響くなど異常があった場合、その様子を伝える映像や音声がセコムに自動で通報されるということです。
さらに、無人のオフィスへの侵入など音が響かない場合でも、覆面をかぶっていたり金庫に複数で近づくなどの不自然な挙動を検知して10秒以内に通報します。
「(手で行う)非常通報装置の操作がなくても、セコムが迅速に異常を発見して迅速に対処できるような仕組みを作ろうと」(セコムIS研究所・小松崎常夫所長)
このシステムは、人を縛る動作にも反応。縛られて身動きがとれなくなった場合でも、自動で通報するということです。セコムでは、オフィスを中心に3年間で5万件の設置を目指すと説明しています。(31日23:33)