大阪大会 興国―大阪桐蔭 六回裏大阪桐蔭無死満塁、山田(右)が左越えに逆転本塁打を放つ=南港、山口史朗撮影
(27日、高校野球大阪大会 大阪桐蔭15―9興国)
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今春の選抜大会を制した大阪桐蔭が27日、大阪大会準々決勝で興国に逆転勝ちした。29日の準決勝の相手は履正社。選抜決勝で戦った相手と、決勝進出をかけて戦う。
大阪桐蔭は一回に4点を先行されたが、その裏に3点、二回にも1点を奪って追いついた。以降は大阪桐蔭の先発柿木、興国の先発植田が踏ん張り、五回までは4対4のまま進んだ。
六回は柿木が安打と2四球で2死満塁のピンチを作ると、興国の1番藤川に走者一掃の左越え二塁打を浴び、7―4とされた。
その裏、大阪桐蔭は敵失から好機を作ると、2番福井、3番中川の連続適時打で1点差に。なお無死満塁で5番山田が左越えに逆転満塁本塁打を放った。その後も加点し、この回一挙に8得点を奪った。
七回からは2番手で根尾が登板。七、八回と無死満塁のピンチを作ったが、いずれも1失点で切り抜け、15―9で勝利した。