去年の中国の自動車販売台数が、1350万台を超えたことが明らかになり、アメリカを抜いて初めての世界一が確定しました。
これは来週にも自動車工業会が発表する予定になっている最終的な数字を、中国国営新華社がひと足先に報じたもので、それによりますと、2009年の中国の自動車の生産・販売台数は、共に1350万台を超えました。
アメリカの去年の販売台数が前の年より280万台少ない1043万台にとどまったのに対して、中国は生産・販売共に4割を超える伸びとなり、初めてアメリカを抜いて世界一になることが確定しました。
アメリカの自動車普及率が8割近いのに対して、中国の普及率はまだ1割にも満たず、世界最大の市場としての地位はしばらく続きそうです。(09日01:54)