13日午前の東京株式市場で、日本航空株は前日に引き続き売り注文が止まらず、ストップ安の7円まで値下がりしました。
「買いたいと思う人に対して、売りたいという方が圧倒的に多い状態なんです」(カブドットコム証券)
12日、法的整理を活用した再建の道筋がついた日本航空ですが、「上場が廃止されるかもしれない」という情報が広がったことで、13日も個人投資家などから売り注文が大量に集まりました。
12日から売りが殺到している日本航空株ですが、13日朝は値がつきました。日本航空株、ストップ安の7円です。
短期で売買して利益を上げようという投機目的の買い注文も入り、取引開始から28分後に値が付きましたが、結局、2日連続ストップ安となる7円で午前の取引を終えました。
「もう紙切れだね」「7円でも今、売れればいいんじゃないですか」(個人投資家)
一方、日航の支援に当たる企業再生支援機構は、13日、京セラの稲盛名誉会長に後任トップへの就任を要請します。関係者によりますと「すでに稲盛氏からは内諾の感触を得ている」ということです。(13日11:22)