アメリカのアップルが発表した新しい携帯情報端末「iPad(アイパッド)」と同じ名前の商品を、富士通が既にアメリカで発売していたことが分かりました。
アップルが27日発表した「iPad(アイパッド)」は、電子書籍や映画などをダウンロードして楽しむことができる新しい携帯端末です。
一方、こちらも「iPAD(アイパッド)」。富士通が2002年にアメリカで発売した商品の在庫管理に利用する小売店用の端末で、既に商標登録も申請していたということです。
「向こうの方が先に有名になっているので、どうなのかな。お金を頂いた方がいいなと思っている」(富士通 加藤和彦CFO)
アップルの商品名をめぐっては携帯電話の「iPhone(アイフォーン)」でも日本のインターホン最大手アイホンが紛らわしいと申し入れ、「アイフォーン」と表記することで合意しています。(29日18:22)