三菱UFJフィナンシャル・グループが発表した去年4月から12月の連結決算は、前の年の同じ時期の赤字から黒字に転換しました。
三菱UFJフィナンシャル・グループは、消費者金融大手のアコムを連結子会社としたことや、法人向けの融資で収益が改善し、去年4月から12月の最終損益は前の年の同じ時期の420億円の赤字から2170億円の黒字に転換しました。
日本航空が会社更生法を申請した影響については「軽微」として、損失処理額を明らかにしませんでした。
一方、新生銀行も去年4月から12月の連結決算を発表し、222億円の最終黒字を確保しました。ただ、不動産や消費者金融子会社について追加の引き当てなどを検討しているとして、通期の業績予想の見直しを見送りました。
一方、新生銀行と今年10月に合併を予定しているあおぞら銀行は、通期予想を上方修正しています。(03日22:02)