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全日空、国際線の新ブランド導入延期

全日空は、2月下旬から国際線に導入する予定だった新ブランドのサービスを4月に延期すると発表しました。

 全日空は去年末、国際線の新ブランド「Inspiration of Japan」を2月20日の成田―ニューヨーク線を皮切りに順次導入すると発表していました。

 新ブランドでは、ビジネスクラスのシートを互い違いに配列して個室感を増すなど、全てのクラスのシートが新しくなるほか、食事も目の前のタッチパネルで好きなメニューを好きな時間に食べることができるなどの、きめ細やかなサービスが売りとなっていました。

 延期の理由について全日空は、プレミアムエコノミーの座席が強度検査で不合格となり、納品が間に合わなくなったためとしています。

 全日空では、プレミアムエコノミー席をエコノミー席に変更した上で、4月19日から新ブランドをスタートさせるとしており、すでに予約を入れている5156人に対しては無料でキャンセルに応じるとしています。また、納品が間に合わなかったプレミアムエコノミー席については、8月以降、サービスを開始する予定です。(04日16:47)

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