4日のニューヨーク株式市場は、アメリカの雇用環境がさらに悪化するとの懸念が強まり大幅に下落、ダウ平均株価は、一時、1万ドルの大台を割り込みました。
4日のニューヨーク株式市場は、朝方、発表になった週間失業保険の申請件数が市場の予想に反して増加し、アメリカの雇用環境がさらに悪化するとの懸念が強まりました。
このため、ダウ平均株価は幅広い銘柄で売りが広がり、取引終了直前には、およそ3か月ぶりに1万ドルの大台を割り込みました。結局、わずかに1万ドルに戻して取引を終えています。
アメリカでは翌5日に1月の雇用統計の発表を控えていて、市場関係者は、事前の予想を下回れば、再び1万ドル割れの展開もあると話しています。(05日09:36)