三菱電機がおよそ20年前に製造したブラウン管テレビから発火する事故が、これまでに3件起きていたことがわかりました。三菱電機では、対象となるブラウン管テレビの使用を中止するよう呼びかけています。
発火事故が起きたのは、三菱電機が1988年5月から91年1月までに製造したブラウン管テレビで、テレビの側面を焼いたり、煙で部屋の中が汚れたりするなどの事故が、これまでに3件起きていたということです。いずれも、長年の使用による製品の劣化が原因と見られています。
三菱電機では、現在、実際に残っているのはおよそ400台と推定していますが、すでに部品が無く、修理が不可能なため、使用を中止するよう呼びかけるとともに、申し出があった場合は回収に応じるとしています。(04日20:53)