15年ぶりの円高が続いていることを受け、経済産業省が緊急調査を行った結果、製造業の4割が「今の円高が続けば工場や開発拠点を海外に移す」と回答したことが分かりました。
この調査は経産省が今月11日から24日まで、全国の200社を対象に円高の影響などについて聞いたものです。それによりますと、今回の円高によって製造業の65%が「減益」となっていると回答しました。
また、1ドル=85円の円高水準が半年続いた場合の対応について、回答を寄せた製造業のうち39%が「生産工場や開発拠点などを海外に移転する」としています。