来春の選抜大会出場校を決める参考となる秋季関東地区高校野球大会は２４日、横須賀スタジアムなどであった。今夏の全国選手権で初優勝した花咲徳栄（埼玉）は、１回戦で中央学院（千葉）に３―６で敗れ、選抜大会出場は厳しくなった。

東海地区大会と、近畿地区大会が開幕。東海では今夏の全国選手権に出場した中京大中京（愛知）が大垣西（岐阜）に７―８で敗れ、初戦敗退した。近畿では智弁和歌山（和歌山）が履正社（大阪）を１２―８で下した。

九州地区大会は２回戦があり、今夏の全国選手権に出場した東筑（福岡）、明豊（大分）が勝ち、ベスト８が出そろった。

【関東】

▽１回戦 中央学院（千葉）６―３花咲徳栄（埼玉）、明秀日立（茨城）７―３山梨学院（山梨）、健大高崎（群馬）３―１桐光学園（神奈川）、霞ケ浦（茨城）１３―９東海大甲府（山梨）

【東海】

▽１回戦 大垣西（岐阜）８―７中京大中京（愛知）、常葉大橘（静岡）２―１愛産大三河（愛知）、いなべ総合（三重）５―４（延長１０回）岐阜各務野（岐阜）、常葉大菊川（静岡）８―４松阪商（三重）

【近畿】

▽１回戦 智弁和歌山（和歌山）１２―８履正社（大阪）、法隆寺国際（奈良）９―０比叡山（滋賀）、乙訓（京都）８―１神港学園（兵庫）

【九州】

▽２回戦 明豊（大分）１０―１鹿児島実（鹿児島）、富島（宮崎）４―１文徳（熊本）、長崎商（長崎）５―０佐賀学園（佐賀）、創成館（長崎）８―１都城東（宮崎）、東筑（福岡）４―１興南（沖縄）